京都のカーテンショップ「CB SOWM シービーソウム」がお送りする
ファブリックとインテリアのブログです。
寒ー!!
とりあえずそれだけは言いたくて(笑)。
今日は、マリメッコのファブリックをご紹介させて頂きます。
京都市内にお住まいのSさま。ご新築されてしばらくはお手元にあった
カーテンや規格品などで過ごされながら、新しいカーテンをお探しに
なっておられて、当店へお越しいただきました。
なぜか当店は、お引越しされて半年後、1年後というお客様も多く、
またいろんなお店に行かれて最後にお越しいただいてお決めいただく
という方も多いのです。たいへんありがたいことですm(__)m
Sさまはマリメッコの中でも、愛らしくそして大胆すぎるほど大きな
デザインで人気の「カルクティッラ(Karkuteilla)」をお気に召されて
ほとんど即決して頂きました。
「逃走者」という名のこのファブリック、ゾウさんの頭のてっぺんから
足の・・いや、靴の(笑)先までなんと1メートル以上あります。
そして生地の幅は145cm・・・一般的な窓では1枚では足りないのです。
そこでご提案させていただいたのが、ゾウさんに合わせて左右に
無地の色をボーダーとして継ぎ足す方法。これなら無駄にゾウさんを
2枚使わず、しかもアクセントとしてデザインを活かすことも出来ます。
CBSOWMでは、ゾウさんの中にある配色と同じ色の生地をいっしょうけん
めい探したのですが・・・
海外旅行のご経験も豊富でテキスタイルが大好きなSさん、そこは
CBSOWMでは思いつかないセンスで、中の配色を微妙にずらしてお選び
いただき、こちらがビックリ!
写真はピンクを添えたバージョン。フラミンゴのくちばしを参考にされ
ましたが、微妙なシャンブレーがかかって、申し分のないアクセントに!
もちろんですが、右にちらりと写っていますお手持ちのレースのカー
テン、こちらのピンクにもあわせての、ピンクなのです!
「逃走者」というからには、裸足では走れません。
ゾウさんもシマウマも、ちゃんと靴を履いています。
これがマリメッコのモダンデザインを担う女性デザイナー、マイヤ・ロウエカリ
Maija Louekariのセンスなのです(^^)
そしてもうひとつのお部屋はグリーンバージョン。
なんと、配色には無い色なのですが、あまりに合いすぎて二度ビックリ。
まるで最初からボーダーもデザインされてるかのような溶け込み具合です。
1幅で足りないから2幅使います、ではなくて、無地を使うことでコスト
も抑えられて、しかも元のデザイン以上に楽しく、自分だけのオリジナル
なカーテンをお作りいただくことが出来るのです。
こういうのがホントのオーダーカーテン、なのかもしれないですね。
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