人気のマリメッコのファブリック。
CBSOWMでダントツの売り上げを誇っておりましたアイテムが、「TUULI」というデザインです。
中でも透け感のあるシアー生地にラッカープリントで木々が描かれたホワイト色は、様々なシーンで活躍し、
多くのお客様から高い評価を頂戴していました。
過去のブログの一部ですが、
北欧&英国のファブリックでフェミニンなインテリア
おいしいパンとランチのお店「ニットカフェたかひら」
実は以前に一度、生産中止になっており、数年して復活。
こんな感じで、他にもたくさんの施工例を紹介させていただいて参りました。
が、昨年またまた生産終了のお知らせが・・・。
あわてて買い込んだものの、そんなに資金があるわけでもなく(悲)、数十mの在庫はあっという間に完売。
今回ご紹介いたしますのは、その最期の生地をお買い上げいただきましたKさまの施工例、「LAST TUULI」です。
マンションのリビングに、プレーンシェード にてお作りさせていただきました。
お昼間の納品でしたので、木陰のような美しいシルエットがお部屋が癒しの空間に。
マリメッコのシアー生地、他にもbottnaなどいくつかありますが、たっぷりと光は取り入れ、目隠しはしっかりできて、
外の様子もなんとなくわかるという、とってもいい塩梅の透け具合。
景色を楽しむというよりは、窓の外がすぐ道路だったり、お隣さんが近かったり、要するにあまり景色を楽しめないといった場合、
「外の景色を室内に取り入れる」といった感じです。
つまり、移ろいゆく空の色だとか木々の隙間から溢れる木漏れ日だとか。
そういった「自然」を室内に持ってきてしまえるというファブリックなのです。
アビゲイル・アハーンなどの大物デザイナーがこぞって「屋外と室内のつながり」をインテリアに取り込んでいる昨今、
こんなデザインは(特に狭い京都においては)とっても貴重だったのですが、、本当に残念!
生地を継ぎ足してプレーンシェード をお作りするときには、その繋ぎ方をいくつもパターンでお見せしてお選びいただくのが、
TUULIのお打ち合わせの醍醐味でした。
今回は片方の天地を反転させて、幹の根元の部分を繋げた仕様で製作。より伸びやかに、開放感のあるスタイル になりました。
壁を隔てたお隣、向かって右側のお部屋には、グリーンのブラインドが見えます。
鮮やかなライムグリーンのスラットは、ナニック社のウッドブラインド。
オーダーが入り1ミリ単位で指定されたサイズに裁断された後から、何度も繰り返して塗装をかけることで、
木目を潰すことなく美しく仕上げるのがナニックの特徴です。
(国内メーカーの木製ブラインドは、あらかじめ塗装されたスラットをサイズに合わせて後から切っています。5ミリ単位。)
我ながらなかなかうまく撮影できましたw
もともと木目の美しい厳選された材料から、その木目を生かした丁寧な物作りをするナニックのウッドブラインドも
他には代え難い魅力を持ったインテリアのアイテムです。
Kさまにはグリーンの美しさにも惚れ込んでいただき、TUULIが外の景色を取り込んだのと同様、
このブラインドがまさしくお部屋の中にグリーン(植栽)があるかのように、癒しの効果をもたらしてくれるのでした。
つい最近にもシェード で実例をご紹介しましたが、カーテン BOXはあえて利用せず、窓枠内のサイズでお作りしています。
壁から出てくることなく、窓枠に収めることができるのは本来のブラインドのメリット。
また、いざとなればカーテンレール を使ってレースカーテン や、防寒用の遮光カーテンなどをプラスすることもできます。
(そして大事なこと、ブラインドのサイズが小さくなるのでコストダウン!)
ということでマンションでのブラインドをご検討の方にはぜひオススメです。
今回ご案内いたしました施工例のKさまは、以前当店でお買い求めいただきましたMさまにご紹介いただき、
ご一緒にご来店くださいました。
そのMさまのお住いを以前のブログでお見せしましたのがこちら↓。
Lif/Linのリネンカーテンで彩る自然素材の家
そうです、ここにもTUULIをご採用いただいており、その魅力をCBSOWMに代わって大推薦いただいたのでした。
やはり実際にお使いいただいた方のお声は心強いようで、CBSOWMのブログもそんなお客さまの思いをお届けできるよう
頑張っていかないととあらためて思うのでした。
Kさま、Mさま、この度は誠にありがとうございました!
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