リビングの本棚とアイアンワークの間仕切りの間から見える景色。
タイルを貼られた床はデスクスペースを兼ねた庭へのアプローチ、お勝手口になっています。
内装もランドスケープも手がけられる有名な建築家の方と建てられたHさまのお住まい。
前回も少しお話させていただきましたが、まさにおうちの中と外を繋げた連続性のあるインテリアを
設計段階から実現された空間です。
こんにちは、京都のCBSOWMがお送りするインテリアブログ。
今日はお打ち合わせ中からニューベビィ誕生というハッピーなHさまのハッピーなインテリアを
ご紹介させていただきます。
右側にカメラを振ってみますと、明るく日差しの入る窓辺にベビィベッド。
生まれたての赤ちゃんが過ごすリビングの1角を、こんな素敵なファブリックで彩っていただきました。
まずは窓辺のカーテン。
Clarke & Clarke(イギリス)のコレクション「Richmond」より、
「Healey」という名の刺繍たっぷりのラブリーな生地でカーテンをお作りしました。
↑この画像はClarck&Clarke社の「Richmond」のカタログ写真。
英国カントリー調のデザインをモダンにアレンジしたコレクションで、それぞれのデザインには
イギリスの地方の名前がつけられています。
花柄、ストライプ、幾何柄と、多様なデザインが統一した配色でコーディネートされていて選び放題な訳ですが、
今回ご紹介するHさまのお部屋のファブリックは、下の中から3点を組み合わせてお選びいただきました。
左の縦長の小窓は同じ生地でプレーンシェード にて。
そして右側、こちらは玄関へと繋がるシュークロークの目隠しとして、ストライプ柄の「Wensley」で
のれんをお作りしました。真ん中の途中から分かれている、あの「暖簾」です。
左の小壁のタイルの赤とのバランスがとてもいい感じ。
レッド&ゴールドの可愛くもありリッチ感のあるファブリックでお作りすると、のれんの野暮ったさは全く感じられず
むしろリビングのアクセントとして引き締まった感じになりました。
レースはアンティーク調の編み物で、こちらはWAVE SALADのもの。
国内産のファブリックの中でも感度の高さはピカイチなモノづくりをするブランド。
カントリーテイストにピッタリです。
左側のデスクワークスペース、こちらは冒頭でお書きしました通り、リビングフロアより一段下がった
レベルで外への地続き感を持ちつつ、お庭を眺めながらくつろいだり作業したりできるという素敵な空間。
ここにも同じ「Richmond」コレクションより、「Malham」という刺繍生地でプレーンシェード をお作りしました。
右サイドの赤をアクセントにした空間と対をなして、こちらはナチュラルシックな装いに。
コード刺繍と言われる立体的なデザインが無地ライクながら上質な存在感があります。
海外のインテリアファブリックの醍醐味は、こうしてコーディネートされた生地を自由に組み合わせて
自然と統一感を演出できるところ。自分好みの配色を選べるのも魅力です。
お住まいのコンセプトに合ったブランドやコレクションが必ず見つかりますのでぜひお店でもご覧ください。
Hさまには別のお部屋もトータルでご採用いただきましたので、またの機会にご紹介させていただきます。
このたびは誠にありがとうございました!
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