京都のカーテンSHOP「シービーソウム」がお届けするインテリアブログです。
東京を3日間かけて走り回って飲み回って(苦笑)、へとへとになって帰って
きました^^;
今年の東京行きは3度目になりますが、今回の目的は、メインはやっぱり
インテリア業界最大の展示会、ジャパンテックス2012。
学生時代から数えて22年連続、欠かさず拝見しています。
もうひとつは、東京都内で引越しをしました友人にお買い求めいただいた
カーテン工事。荷物だけ先に送らせてもらって、体ひとつで現地入りして
取付いたしました。
友人のOくんに採寸と写真撮影をしてもらい、全部メールと電話、サンプルの
郵送などで一度も現地へ行かずに、無事、納める事が出来ました。
この方法なら全国どこでも出張出来そう??(あ、言っちゃった^^;)
そのふたつを柱に、海外のファブリックのショールームや新作プレゼンテーション
をハシゴしまして、いろいろと新しい生地を探してまいりました。
そちらのご紹介はまた明日にしまして、まずはJAPANTEX雑感です。

これはスミノエさんのリバーシブル生地のクッション展示。壮観!
ジャパンテックスは年々規模が縮小していますが、そのぶんだけ中身は濃縮
されているような気がしました。
たぶん、出展する方も、参加する方も、このご時世に相当のお金と時間を
費やす訳ですから、真剣になって当たり前なのかもしれません。

こちらは進弘産業さんが誇るレーザーカット技術を駆使したロールスクリーン。
デザイナーさんが知り合いの方だったことを初めて知ってビックリ(笑)。
今度なにか作ってもらお〜!
さてこの日、ふだんtwitterやFacebookやLINEでつながっている同業の
カーテン屋さん、インテリア業界の方々とオフ会をしました。
なんとなくの声かけなのに、その数なんと30人以上!
遠くは秋田県や四国などからも参加頂きましたが、みんな熱心に各ブースで
質問をしたり、資料請求をしたりしていたそうで、少しでも有意義なものに
しようと一生懸命なのが伝わりました。
ひと昔前はほんとにお祭り騒ぎで終わっていて、そんな流れからか、今年も
周りには「見所無かった」「会場が狭かった」なんて声も聞かれましたが、
それって展示会って何だか分かってないんじゃ?と思いますf^^;

壁紙屋本舗さんは輸入壁紙の新作をたっぷり展示され大盛況でした。
これはCBSOWMでもぜひ手元に揃えておきたいコレクション!

ご一緒にパチリ!
させて頂いた濱本社長ご自慢の「スクラップウッドペーパー貼り」のクルマです。
クルマに壁紙を貼っちゃうのもすごいけど、これで実際に走りまわって既に
2回目の施工^^
今度はウレタンニス仕様だそうで、前回以上に美しい仕上がりです!!

恒例、トークセッションでは、MCの越川さんがとっても素晴らしい提言を
されていました。
「このジャパンテックスでトレンドを発信しよう!!」
ハイムテキスタイルやメゾンエオブジェといった海外の展示会では、
ここ数年、各国のクリエイター、デザイナーたちがその年のトレンドを発表
することが通例となり、いつもその話題がメインになりつつありますが、
ここ日本でもそういった発信をすることが重要じゃないかというお話でした。
これまで日本のインテリアは、海外の流行という情報をひたすら待ち構え、
市場で何が売れているのかを目を皿のようにして探してきただけのような
気がします。あ、あくまでなんとなく、ですよ(汗)。
でも、現在の社会情勢や人々の気持ち、海外を含めたファッションや建築
の流れ、そういったものを捉まえて、自ら発信して行く段階に来ている、
またそうでなければ刺激は生まれてこないんじゃないかというふうに思って
いました。
日本のメーカーの伝統的な技、最新の素晴らしい技術、多くのデザイナーや
製造元の力と、コーディネーターや設計士、プランナーの力、を結集すれば、
海外にも決して負けないトレンドを生み出すことが出きるんじゃないか?
それを発信していくことで、各メーカーも切磋琢磨し、エンドユーザーの
心に響くものを提供して行けるでのないかと、切に思います。
トークセッションの模様は以下でもご覧頂けます。
時代はインテリアビジネスに何を求めているか~クールJAPAN インテリアの魅力と可能性~
https://www.ustream.tv/recorded/27023725
ジャパンテックス実行委員会のみなさま、そしてインテリアに携わる業界の
みなさま、CBSOWMからも提案として上げさせていただきたく、お願いを申し上げ
ますm(__)m
こんなに楽しく素晴らしいインテリア、下や後ろを向いている場合じゃ、
ないですよね!
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