CBSOWMでは海外のファブリックを紹介させていただく機会が多いのです。
理由はたくさんあります。
配色が美しいとか、組み合わせがしやすいとか、色数が豊富だとか。
ビジネス的には、他のお店と競合しにくいとか、どこででも買えないという目に見えない値打ちがあるとか。
しかしながら、輸入ファブリックを取り扱う一番の理由、それは素直に「楽しい」からです。
残念ながら日本ではお目にかかることの少ない、一目見て「!!」ってなるデザインを見るのが楽しい。
配色の妙やレイアウト、生地感とのバランスなど、見れば見るほど楽しい。
お店にサンプルを並べても楽しいし、そしてそれを見てくださるお客様もきっと楽しくて、
そんな皆さんの笑顔を見ることもまた、楽しいのです。
さて、今日ご紹介させていただくのは、当店がもう干支を一周する以上に長くお付き合いをさせていただいている、
京都のデザイン工務店「アトリエイハウズ」さん。
スタッフの皆さんも、そこに集まるお客さんもみんな楽しい方ばかりの工務店で、
自然とおうち作りもいつもハッピーの詰まった空間になっています。
そんなアトリエイハウズで建てられたKさまの、イギリス生まれのファブリックを取り入れた「楽しいおうち」をご覧いただきましょう!
広々としたリビングダイニングにオープンキッチン。
タチカワブラインドのフォレティアタッチをご採用頂きました。
あえて言います。国産のスラットの中では、フォレティアのマットシリーズが群を抜いて美しい。
この話はまたいずれ詳しくしたいと思っています。
さて、お部屋を変わりまして、こちらにもフォレティアタッチ。
タッチというのは自動降下機構が備わったブラインドのことで、紐を少し引くと後は自動で降りていくスグレモノです。
そして目をひくのが並んだスクエア窓に取り付けられたプレーンシェード 、ではないでしょうか?
手前が「SCION(サイオン)」の人気キャラクター「Mr.FOX」くん。
この商品は従来のコットン100%生地ではなく、10%の麻を織り混ぜた、よりナチュラルなバージョンの生地にプリントしています。
陽が射して透けた時の自然な風合いが、上の写真でもおわかりいただけると思います。
奥のほうは「Orla Kiely(オーラ・カイリー)」の「Liner Stem」。
こちらはコットン100%の生地で、タンポポの黄色が鮮やかに映えています。
お昼間の写真だけでは生地感がわかりにくいことがあり、
とは言うものの光が入ったところが美しいのも天然素材ならではなのですが、、
どちらも見れると一番わかりやすいですよね。
外からの光が無いときはこんな感じ。
より発色が鋭くなり、プレーンシェード の場合はファブリックパネルを壁にかけているような、
つまり、絵を飾っているような楽しみ方ができるのでした。
こちらはベッドルーム。ヘッドボード上の飾り棚にある窓。
「Villa Nova(ヴィラ・ノヴァ)」の「Huari」を同じようにシェード スタイルでご採用頂きました。
ヨーロッパではトレンドとなっている、中央・南アフリカの民族的デザインを取り入れたプリントファブリック。
手描きのブラシペインティングのような荒々しくも華やかで愛らしい配色が、素朴さを感じさせます。
こちらもリネンを17%加えた天然素材の生地で、デザインと相まってより自然な空気を運んでくれているようです。
偶然にも、今回ご紹介したファブリック…SION、Orla Kiely、Villa Novaは、すべてイギリス生まれのブランド。
こういうことはよくあることで、お客さまがなんとなく選ばれたものが全部イギリスだったとか、フランスだったとか、
どことなく共通点を見出して選びとっていただいているのかもしれませんね。
それにしても、決して大きな窓をドーンと飾っている訳ではなくても、
窓の一つ一つにこだわりを持って楽しく生地選びをしていただいた結果、こんなにも楽しいインテリアになりました。
読者の皆様にも、海外のファブリックのデザインの楽しさを垣間見ていただけたのではないかと思います。
Kさま、アトリエイハウズさまこの度は誠にありがとうございました!
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