京都発カーテンショップ「CB SOWM シービーソウム」がお送りする
インテリアのブログです。
なんだか、検索タグみたいなタイトルですみません。
検索ワードでお越しいただく方が多いので、つい(笑)。
それでは前回の続きです。
Hさまのご新築物件、お2階のスペースにはmarimekkoの代表作、ウニッコ
シリーズのうちのpieni unikkoでお作りしたプレーンシェードです。
このシェード、2台の仕様がちょっと違うのですがおわかりですか??
ほとんど差がわかりません。撮影がへたくそだから??
実は、上のほうは裏地つき、下のほうは遮光1級裏地つきです。
窓によって日の当たり具合が異なるので適切に遮断したいけれど、昼間に
降ろして2枚のシェードが違って見えないようにしておきたい、というご要
望にお答えするべく、遮光と遮光無しの2種の裏地をそれぞれ取り付けて
います。
ですので、2枚の違いがあんまりわからなかったら実は成功なのです!
難しかったのは色合わせ。なかなか真っ白な裏地はありません。
こちらがチラッと裏を見てみたところ。
ひとつは遮光性のない、真っ白な生地。裏地ではなく、普通のカーテン
地を裏地として使いました。
ひとつはウレタンコーティングタイプの遮光1級裏地。こちらも極力
色がでないようになるべく白いもので。
遮光じゃなければ裏地は要らない、と思われがちですが、そんなことは
ございません。大切なカーテンやシェードを守るという立派な役割がある
のです。
特にマリメッコのようなコットン100%の生地はどうしても素材的には
弱い。ので、強い日差しから裏地でやさしく守ってあげるのです。
ちょっとした工夫で、お気に入りのカーテンも長持ち。もちろん断熱性
や遮蔽度もUP↑いたします。
このウニッコのベージュ色。日本では使いやすい色として長年親しまれ
て来ましたが、2010年より生産中止が決定いたしました。また、pieni
unikkoのデザインもこの春から変わっていきます。そのへんのお話はまた
にするとして、このベージュは今のところ、もう二度と手に入らない配色
なのです。
その意味では、裏地つきにされた分だけ末永くお楽しみいただけるの
ではないでしょうか。
Hさま、どうぞいつまでも、素敵なテキスタイルと素敵な時間をお過ごし
くださいませ。
このたびは誠にありがとうございました!
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