京都発カーテンショップ「CB SOWM シービーソウム」がお送りする
インテリアのブログです。
今日は滋賀県大津市のご新築マンションご購入のTさまのリビング
をご紹介。さて、この景色、なんでしょう??
リビングからバルコニーに出るともう琵琶湖の湖面が見えます。
あまりに近すぎて湖岸が見えないくらい近い(笑)。この展望だけ
でもココに引っ越す価値があるなぁなんて思ってみました。実際、
京都から滋賀に移り住んでいる方もかなりいらっしゃいます。
その琵琶湖の景色を、スクエアのスリット越しに取り入れると、
まるで淡いブルーのチェックのように美しいファブリックになりました。
このレースは、KINNASAND社(シナサンド)の「RIKO」という生地。
ひとつの四角の縦が50cmほどあるデザインで、フロントカットの
技法で作られた繊細で大胆なテキスタイルです。
そして、この透明感あふれるデザインをレースインスタイルにする
ことで、まったく違う印象のお部屋へとチェンジ。
まばゆいばかりのイエローの生地に、遮光性を高めるためにラミネ
ートの遮光裏地をつけていますが、ダブダブにモタつくと、せっかく
のレースが台無しになってしまいます。
そこで、今回たたみしろを小さくしてレースに干渉しないように、
ドレープと裏地をともに形状記憶加工を施し、それから縫い合わせる
という凝った手法でお納めしました。
ヒダ倍率も1.5倍の1プリーツスタイル。これならドレープ感もあり
ながらボリュームを押さえることが出来ます。
お部屋の雰囲気をスタイリッシュに演出するファブリックだからこそ、
その美しいデザインを最大限に活かせるスタイリングをしたい。
そんなTさまのこだわりに、お応えできましたでしょうか。
お客様がお持ちのイメージに様々な手法を使って少しでも近づけて
いけるようこれからもさまざまなご提案をさせていただきます。そして
このブログでもどんどんご紹介していきますね。
この後も、別室のブラインドや別注のフックラグなどたくさんの
ご採用をいただきましたTさま、このたびは誠にありがとうございました!
こんな美しい景色を美しいファブリック越しに毎日眺めていられるのは
幸せだなぁ~とお感じの方は↓どうぞこちらをクリック