京都発カーテンショップ「CB SOWM シービーソウム」がお送りする
インテリアのブログです。
ここ1年くらいに当店でお選びいただくカーテン生地にはどんなものが
多いかと言いますと・・・。
無地ばかりのナチュラル一辺倒から、少しキラキラ感をプラスしてみたり、
濃いめの色とのコントラスト、ストライプやボーダーのキリッとした感じの
パターンをミックスさせたりと、最近のインテリアはホントにシンプルだけ
ではなく、上質なものにシフトしてきたなぁと思います。
バブル期の贅を尽くしたかのような見た目の派手さではなくて、本当に
良いモノのみが持つ輝きというか、質感というか、そういうものが好まれ
ているのでしょう。
さて、本日は京都市内のマンションにお住まいのNさまのご新居をご紹介!
こちらのコーディネートも、キーワードとしては「シンプル」「モダン」「ナチュラル」
であることに間違いないのですが、でも全部違う(笑)。
これに「エレガンス」であるとか「オリエンタル」であるとか、そういう
要素が複合して、結果ひとことで表すと「上質な」空間が出来上がっている
のです。
マンションの広い開口をあえて透明度を下げたレースカーテンでしつらえ
ています。これはお客様のご要望から、外観をあまり見えないようにしたい
とのことでお選びになったもの。隣の建物が失礼ながら見栄えのよいもので
ない場合に、あえてレースカーテンに注目させることで気にならなくして
しまうという方法です。
グラデーションが層状になったボーダーに、リネンぽい表情を持たせて
ナチュラル感を演出しています。真っ白なレースではありえない豊かな
味わいがあってとっても素敵です。ラインを生かすためにフラットで仕上げ
ています。
ドレープにはフェデリッコの定番のシャンブレー生地。「ベージュ」と
いうひと言ではまったく言い表せない微妙な色の変化がまさに「上質」。
見る角度、ドレープの加減によって様々な色に変化するシャンブレー
ならではの魅力ある「無地」です。
昼間にカーテンを閉めると、レースのボーダーラインが浮かび上がり、
また変わった表情のお部屋になりました。
本皮のベンチソファ、アンティーク仕上げのシャンデリア、エコカラット
で表現された質感のあるアクセントウォール、どれもが異なるテイストで
ありながら、見事に調和しています。
こんな素敵なお部屋に、しかもそれぞれの持つ味わいを生かすような
ぴったりのカーテンをお選びいただきましたNさま。とっても繊細なコーディ
ネートですごく勉強になりました(汗)。
まだまだお客様に教えていただくことも多いのですが、そんなお客様の
目に留まるような「上質」で「ときめく」ようなファブリックを今後も
たくさん紹介していけるよう頑張ってまいります!
Nさま、このたびは素敵なコーディネートのお手伝いをさせていただき
誠にありがとうございました!
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