こんにちは、京都発カーテンショップ「CB SOWM シービーソウム」が
お送りするインテリアのブログです。
前回お送りしましたUさまのマンションの続きです。。
リビングの一角に畳敷きの和室コーナーが設けてあります。
ここを来客時に塞いでしまったり、客人の宿泊に利用したり、
いろいろと使うときを考えると目隠しをしておきたいというお話。
一般的に、間仕切りと言えばロールスクリーンが定番ですが、
今回は2度のカーブがある変則的な形。これではロールスクリ
ーンをつけるには3分割が必要で、しかもそれぞれのスクリーンの
間には大きなスキマが出来てしまいます。
それではカーブ加工のできるアコーデオンカーテン?
しかし今度は、ふだん開けているときの溜りがすごく大きくなり、
せっかくの広い空間が犠牲になってしまいます。
ので、これも却下。
で、ご採用いただいたのが、パタパタカーテン。スタイル
としてはホームセンターで売ってる簡易式のアコーデオンカ
ーテンに近いのですが、ファブリックの表情や質はケタ違いにgood。
ラッセルという特殊な編み機を使った製法で作られるこの生地、
あとから継いだわけでもないのに、等幅で「パタパタ」と、
折りたたまれていきます。
和室の中に荷物がございましたので、ちらっとだけ開けて
みました。
真っ白でしっかりとした厚みの生地は、照明の光ぐらいでは
透けることもなく、ほぼ完ぺきな遮蔽性を持っています。
そして、最大の魅力はなんといっても、このコンパクトさ。
折りたたんでしまうと、ほとんどカーテンランナーの玉の厚み
の分くらいしか残りません。これなら日常的に解放しておいて
も、じゅうぶんな広さを確保できますね。
テラス窓、小窓にそれぞれ特長を生かした色とデザインを
お選びいただきましたので、パタパタカーテンはさらに壁に
近いものをセレクト。あくまで存在を目立たせないのが目的
ですので、真っ白い壁を延長させる感じで純白の生地で納め
させていただきました。
2回に分けてご紹介しましたUさまのマンションリノベー
ション、大事なのは好きなものへのこだわりと、それを生か
すバランス感覚。
ブリティッシュモダン、ナチュラル、シンプル。すべての
キーワードがうまく取り入れられた、素敵なリビングになり
ました。
ご採用いただきましたUさま、どうもありがとうございました!
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