こんにちは、京都発カーテンショップ「CB SOWM シービーソウム」が
お送りするインテリアのブログです。
本日はマンションリノベーションのご紹介です。京都市に
お住まいのUさま、中古分譲マンションをご購入されて改装
をされているさなかに、当店にお越しいただきました。
Uさまはイギリスに滞在されたことがおありで、ブリティッ
シュ・モダンのような可愛くてスタイリッシュなインテリアに
してみたいとのご要望をお持ちでした。英国トラッドの格式ば
った感じではなく、あくまでも素朴でナチュラルで、愛らしさ
があって。そんなお部屋になるようなプランニング・・と、
ご依頼いただいたのはよいのですが、なにしろ窓が5m以上の
幅の大きな開口。ここにブリティッシュな味付けをすると、
さすがにくどいし・・。
と、いうわけで、サイドに設けられた明かりとりの窓をアク
セントにして、メインの窓はあくまでナチュラルに、という
スタイルで決定!
そうなりますと、あとは心ゆくまでアクセントとなるデザイ
ンをお選びいただくだけ。実際にマンションの現地でコーディネー
トしてみました。イギリスということで、ウィルマン、ウィリアム
モリス、ハーレクインなどメイドインUKのテキスタイルを数多く
ごらんいただき、最後にたどり着いたのがこれでした。
osborne & little(オズボーン&リトル)社のモダンなシリ
ーズ「TARA」からのファブリック「BENVARDEN」です。
ユリや石榴(ざくろ)を散りばめた個性的なデザインと、か
わいくて温かみのあるオレンジの色彩が見事にお部屋を飾り
たててくれています。
レースなしのプレーンシェードですが、風通しのとき以外は
ほとんど降ろしっぱなし。それでこそのアクセントです。光を
遮断してしまうわけではありませんので、昼も夜も鮮やかな
色彩を楽しんでいただけます。
このシェードをお決めいただいたあとに、メインの大きな窓
をセレクト。普通、逆な感じもしますが、これでいいのです。
素材感の溢れるゴールド調のベージュのファブリックをプレ
ーンシェードで。これだけ広い開口だと、カーテンを束ねた時
の左右の溜まりも相当なもの。お部屋を広くスッキリ見せるた
めには、やっぱり上に上げてしまえるシェードが魅力的です。
生地もやや薄めのもので、天井付近に溜まっても重みを感じ
させません。
この生地は当店のオリジナルカタログにも掲載されている
もので、京都ではほとんど扱われていないアイテムです。この
お話は近いうちにまた(笑)。
レースは、バルコニーへの出入りの便を考えてカーテンで。
カワシマセルコンのボイルレースで、タテにゴールドのストラ
イプが入っています。シェードのドレープとの組み合わせも
バッチリでした。
小さい窓をアクセントとしてメインに据えて、大きい窓で
ナチュラルさ、シンプルさといった全体のイメージ作りを。
それぞれの役割をはっきりさせることで、バランスのよい
快適な空間作りができたのではないでしょうか?
あしたへ続きます~。
インテリアのブログランキングに参加しています。
皆様の応援のクリックをお待ちしております(下の「インテリアブログ」をクリック!お願いします)。