こんにちは、京都発カーテンショップ「CB SOWM シービーソウム」がお送りする
インテリアのブログです。
昨日から東京では「インテリアライフスタイル展」が開催されています。
残念ながらちょうど仕事が重なってしまい、機会を作れませんでした。
こういうのは無理を推してでも行くべきなんですけどね、関東方面にお住
まいの方は必ず訪れてみてください。きっといろんな意味で今の日本の
インテリアの向かっている方角が読み取れることと思います。
・・・では続きです。
Tさまのご新居、リビングの反対側、キッチンスペースには玄関に向かって
二つの腰高窓。ここにはカウンターが設けてあり、グリーンを楽しめるように
なっています。このため、かさばらずすっきりしたものとのご意向より、
ウッドブラインドをチョイス。
木製、というだけに一般的には窓の額縁に使われる木枠や、床面のフロー
リングに色をあわせることが多いのですが、今回は奥様が是非に!とおっしゃ
られた白になりました。窓枠よりもむしろ壁に合う感じで、キッチンパネルも
白ということもあり、まったく違和感なく収まっています。
純白ではなく、ややソフトな色付けのされたホワイトですので、むしろ最高の
バランスになったのではないでしょうか?
続いてお二階。やはり基本はシンプルでナチュラル、そしてちょっぴり
エレガントさを加えて。まずはご主人の書斎です。
出窓にはダブルシェード、そして腰高窓にはカーテン、という組み合わせ。
ドレープには国産の遮光カーテン。半光沢が渋く決まっています。
そして主役はどちらかというとレース。こちらはドイツのkinnasand(シナサ
ンド)のシアーファブリック「FARO」。麻の素材感を生かした繊細な生地で、
透け感がランダムになっているため外からも見えにくく、室内にもちょっと
グラデーション風にやわらかく陽射しを取り入れます。
そして寝室。こちらは似たような組み合わせですが、逆吊りの仕様。レー
スは現在のお住まいからお持ちいただきましたもので、今回それをベースに
逆吊り用の厚手をお探しいただきました。こちらも同じく鈍い光をはなつ
遮光性カーテン。逆吊りということで濃い目で風合いの優しいカーテンを
お選びいただきました。重ねても存在感のある、これもまたエレガントさ
を含んだシンプルなパターンの生地でした。
階下に戻りまして、玄関脇のジャロジー窓。
透明ガラスのため、軽い感じでも少々の目隠しをとのことでしたので、
リビングと同じ「ILTA」でプレーンシェードを作成。
この生地は実は腰高窓に使用したダブルシェードの生地の残った部分を
使っていますので、生地代不要でメカニックレールと加工賃のみでお作り
できました。
余談ですがこういった無駄のない生地の使い方のご提案も、カーテンの
「専門店」だからこそ出来るワザです。皆様も是非参考していただけたらと
思います。
素敵なご新居でどこもそれぞれに個性があって、それでいて統一感も
しっかりと感じられる、そんな理想の空間作りを完成されましたTさま。
毎日の暮らし、お子様の成長、ほんとに楽しみですね。
このたびはどうもありがとうごさいました。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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