こんにちは。京都のカーテンショップ CB SOWMがお送りするインテリアブログです。
風に揺られるカラードオーガンジー。一般的なボイルレースよりももっと超極細の繊維で
織られた、ほとんど透明に近いレースで、ごく淡いオレンジ色をしています。
厚手のほうはフジエテキスタイルのナチュラルなドレープ。写真では見えませんが、
タテジワを活かしたボリューム感のある素材で、オフホワイトでさらっとしつつ、高級感も
感じさせる特徴ある生地です。この辺りはさすがフジエならではのハイクオリティ!
本日ご紹介させていただくY様邸は、天然素材を生かした超ナチュラル空間でありながら、
様々なアイテムと色使いで、とってもキュートなおうちに仕上げられています。
例えば最初の写真はリビングにあるテラス窓なんですが、天井のペンダントに注目!
少し離れると、ご覧の通り。ガラスやビーズをあしらった最高にかわいいペンダントライトが
吊られているのがわかります。ナチュラルな空間だからこそ、カーテンもシンプルに、
そして小物でアクセント。言うは易しで、実際これだけぴたりとハマってアクセントとして
映えるものって、なかなか見つけにくいもの。これらの照明器具は、すべて奥様がご自身で
探し出されたものだそうです。はぁ~、センスの良さに思わずため息が出ます。
リビングの反対側には6分割のウッドサッシ。こちらも同じ組み合わせでコーディネート。
・・・なのですが、ちょっと取り付け方法に注目。
1枚目の写真はベランダへの出入りを考慮して、アイアンレールのダブル付けにしています。
このほうが滑りもよく、レースの開け閉めもかんたん。
ですが、こちらの窓は、開閉はしても出入りをすることはない高窓。なので極力シンプルに、
レールばかりが出しゃばらない空間作りを。と、奥様からご要望いただいたのが、写真の
ようなスタイルなのです。少し寄ってみますと、
ドレープは同じくアンティークホワイト(これもキャップを飾り気のないシンプルなものに
されているのがミソ!)のアイアンレールですが、レースのほうはゴールドのテンション
(突っぱり棒)に通しただけのロッドポケットスタイルを、窓枠にあわせて3等分にして
取り付けています。
枠の中に収まりながらも裾はあえて少し長めに垂らして、生地の透明感を活かしました。
普通なら裾だけを垂らすのはちょっと・・・と思いがちですが、生地の厚み、透明度、
取り付け位置なども考慮しながら、いざやってみると、違和感どころか想像以上に
バッチリはまっていました。さすが!
今回はご夫婦のセンスとアイデアに圧倒されっぱなしでしたが、もちろんほかの
お部屋もやっぱりとってもステキなのです、つづく!
今日もお読みいただきありがとうございます。
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