京都のカーテンSHOP「シービーソウム」がお届けするインテリアブログです。
今日はちょっと???なテキスタイルマジックをご紹介します!
英国発デザイナーズギルドの中でも、POPでキッチュなデザインと
お求めやすい価格で大人気のコレクション「Barcelona(バルセロナ)」。
その中のリードデザイン「barcino」は、ダイナミックな曲線が魅力の
存在感あふれるファブリックです。

この画像が140cmの巾いっぱいのパターンですので、オレンジとグリーン
それぞれ50cmずつくらいの巾をうねりうねりする大胆さ!
で、これを巾180cmの高さ240cmのマドにシェードタイプでつけましょう
というのが今回のお話です。
以前、CBSOWMのブログにもご登場いただいた滋賀県大津市のNさま。
施工例はこちら。
ナチュラルモダンのインテリア
今回、2階のフリースペースのアクセントになる生地をお探しに、二度目の
ご来店をいただきました。
N様のご要望は、波をヨコにして、なるべく無駄なく生地を使って。
普通なら「この生地はヨコには使えません」「巾が足りません」「縦には
継げません」といってお断りするのでしょうけれど、CBSOWMは「ええっ!」
と一瞬だけ躊躇いますが、すぐに「やりましょう」(^^)
そして、こんなふうに仕上がりました。

高さ方向が生地幅になりますので、当然途中で継ぎ目が入ります。
生地をたくさん使えば柄合わせも出来るのですが、そのぶん無駄も
たくさん出ます。お金も資源も余分に必要になるのです^^;

今回はNさまのご納得のもと、柄はあわなくても2枚の生地だけを
継いでお作りしています。継ぎ目の部分が気になると言われれば
気になりますが、そういうパターンといえばそうも見えます。

生地をアップでご覧いただくと、かすれたハンドプリントのような
味わいがわかると思います。こんなに派手な配色なのに、こういった
演出をデザインで行うことで、素朴で温かみを感じるファブリックに
してくれているのです。さすが、ギルド!

ちょっと寂しかったフリースペースが、パッと華やいだ感じに
なりますね。
思いもつかなかった生地の使い方のマジック、そして布そのものが
持つ、空間に働きかけるマジック。
お客様とともにCBSOWMもまた、いつものように驚かされてばかりの
毎日です。
Nさま、この度もご採用いただき、誠にありがとうございました!
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