今回は久しぶりに新作ファブリックをご紹介いたします。
ブログ自体も長らくストップしておりましたが、この新作のご紹介というのもずいぶんとご無沙汰してしまいました。
お店にお越しいただけた方にはご覧いただけても、このブログでファブリック探しをされている方には届くはずもなく、
一度もご案内のないまま生産終了〜なんていう悲しいアイテムも実はたっっっくさんありまして・・(泣)
というわけで、週に一度はファブリックの紹介ページも設けることにいたしました。
2020年の新作のトップバッターは、スペインのPIEL(ピーエル)社です。
2冊のブックを購入しました。
国内のカタログは無料のところも多いのですが、海外のカタログブックは基本的に有償でン万円ほどします。
日本のインテリアファブリックが量販店やネット通販や家電店などどこででも買えて値段も叩き合いというのは、このシステムによります。
要するに「どこででも、誰にでも買えるカーテン」なわけです。
それはそれでインテリアの普及、インフラとしてはとても素晴らしいことですが、「インテリアにこだわりたい!」って思っていらっしゃる方が、
せっかく買ったカーテンがスーパーに並んでたり、ネットで激安で売ってて嬉しいでしょうか?
ボクは嫌だ!w(古い・・)
話が逸れました。中身を少しだけですがご覧いただきましょう。
輸入ファブリックの魅力の一番はなんといってもそのコーディネート。
ひとつのカタログでカーテン、シェード、クッション、椅子張り、すべてトータルに合わせて頂けます。
こんなモノクロームな世界観にしてみたり。
ぐっとシックに、アーシーな色使いも素敵です。
実際の生地のアップです。トレンドはちょっとモコモコとした肌触りや、リネンライクなざっくり感。
ポリエステル素材なので丈夫でマルチに使えます。
日本のJIS規格のウォッシャブル試験はしておりませんが、水洗いも可能です。
このPIEL社は、エディターではなく、メーカーです。
日本で流通しているカーテンのブランドは国内外を含めてもほとんどがエディター。
つまり自分ところでデザインはするけれど製造はしていない、ブランド・メーカーです。
もちろん自社生産ではないほうがデザインの自由度が高まるなど利点も多いわけですが、
一方でメーカーじきじきのブランドのメリットはなんといってもその価格が魅力です。
これらのコレクション「NALA」は、当店の販売価格で5,800円/m。
輸入カーテンをご存じの方ほど、いかに安いかおわかりいただけると思います。
もうひとつの新作が「BAHIA」コレクション。こちらは5,200円/m
ここ2,3年ほどで急速に増えてきたアウトドア対応のファブリックです。
しっかりしすぎていてヒダのあるカーテンに不向きですが、シェードやクッションで揃えると楽しい、
ビビッドなジオメトリックパターンです。
カジュアルな色展開ながら、ほんのりグレイッシュなトーンですので、派手すぎず高級感のあるカラーをお楽しみ頂けそうです。
アウトドアだからといって屋外専用ではなく、室内空間でも汚れに強いファブリックとして使えます。
鮮やかな赤で揃えたこんなお部屋もいいですね。
こちらはブルーのコーディネイト。写真だと色味が捉えにくいのですが、なかなかの爽やかさです。
無地もうまく揃えてありますので、シェードの切り替えやクッションカバーの裏表など、
見ているだけでアイデアが広がってきます。このワクワク感がインポートの醍醐味!
今後も新作に限らず、当店で実際にご覧いただけるブランドやコレクションをご紹介していきますね。
ではまた次回に!
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