京都のカーテンSHOP「シービーソウム」がお届けするインテリアブログです。
こんにちは、CBSOWMの吉川です。
前回に続きまして、京都市内にご新築されたKさまのインテリアファブリック施工例、
本日はベッドルームをご紹介いたします。
カーテンとシェードを同じ生地でお作りさせていただきました。
シックな紺色のファブリック、その質感は遠目でも分かるのですが、近づくとさらにその
わけがわかります。
近寄ってみますと、緻密な織りと深みのある色合い、太番手の糸を使った重厚感のある質感が
見て取れます。
スペインのGANCEDO(ガンセド)の無地ファブリックです。椅子生地にも使えるバルキーな
ファブリック。何色もの糸をミックスして織り上げているので深みもバツグン。
バルコニーの窓にはカーテンを、スリット窓にはダブルシェードを
それぞれ同じドレープ&レースの組合せでお作りしました。
レースはドイツの名門、ZIMMER+ROHDE(チマー&ロード)。
ほのかなグラデーションカラーも美しい、ガーゼのような柔らかくて荒い目の生地です。
その中から、微妙なグレー&ホワイトのグラデーションの配色をお選びいただきました。
繊細な表情、気持ちのよい手触り、上質のファブリックが窓辺にあると、お部屋の雰囲気がまるで変わります。
ニッチのスペースには本棚の壁紙。これは当店ではなく、Kさまが自ら選んで工務店に依頼
されたとのことですが、撮影させていただきました。やはり真っ白だけの壁よりもいいものですね。
当店を訪れて頂き質感のよい生地を次々とセレクトされたKさま、
「自分が生地好き」とはおっしゃってませんでしたが、間違いなく「生地好き」だと思います(^_^;)
上質の洋服を着る方、ハンドメイドで裁縫や手芸をされる方、プリントなどのテキスタイルデザインに
興味を持たれる方、いろんな方がいらっしゃいますが、「生地が好き」「上質な生地の分かる方」は
意外と多いにもかかわらず、あまり世の中でお見かけしないのではないかと思います。
例えばクルマ好き、とか、グルメ、というのは割りと目立つものですけれど。
なので、Kさまのようにファブリックの魅力を知っておられる方がもっと街にあふれるといいなぁ・・・
と、関係ない話になってしまいました。すみません。
Kさま、このたびはご採用いただきまして誠にありがとうございました!
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