京都のカーテンSHOP「シービーソウム」がお届けするインテリアブログです。
こんにちは、CBSOWMの吉川です。
すっかり遅くなってしまいましたが、本のご紹介をします(^^ゞ
2015年のデザイナーショーハウスで「三宅利佳vs吉川信也」としてユニットを組んだリカさんが、初めて本を出版されました。
REAL-LIFE RENOVATION インテリアコーディネーターとつくる世界にひとつの“リア住”空間
フリーランスのインテリアコーディネーターとして、ブログでの発信、ただそれだけで多くのお客様を魅了してきた彼女のインテリアコーディネート実例集です。
美しく飾られたお部屋、夢のようなインテリア、ではなくて、実際に住んでいる方の顔が見える、暮らしの風景が想像できる、そんな「ありそうでなかった」インテリア本が誕生したのです。
リカさんのコーディネートで、ファブリックと造作家具をCBSOWMでお納めさせていただきました、京都のYさまの施工例です。
右下の写真は先日ご紹介したVanilla fabricsからのプリントカーテンをダブルフリルトップに仕立てた寝室のカーテン。
Yさまは当店にも直接ご来店されて生地をセレクトしていただきました。
他にもめくるとお手伝いさせていただいた事例がちらほらと掲載され、個人的にはそんな想い出も詰まった本なのですが、
実際こうして読んでいくと、湧き出るアイデアもさることながら、お客様への真摯な思い、もうこれは情熱ですね、それがジン!と伝わってきます。
左でカーテンを調整しているのは、CBSOWMもお世話になっております縫製加工所アート・ケイの後藤社長です。
当店も協力業者として掲載していただきました(^^)
右の写真は、兵庫のお客様へお納めした造作キッチンの検品風景。
納品前に大阪の工場まで付き合わされて(X →ご一緒させていただいて◯)丁寧に確認をされたのにはびっくりしました。
中身は実際にご購入いただきじっくり楽しんでいただくことにしまして、この本の出版記念講演会が東京大阪で開催されましたので、そのレポートを。
2月8日の大阪講演のほうへ行ってまいりました。
HIPS大阪校にて、約50名もの方が参加されました(ちなみに無料ではありません)
なんだこりゃ(笑)
と、コレだけ見たら「ウケる~」という感じですが、実際思いのほか楽しいトークで場がなごみ、聴講しているみなさんも終始笑顔だったような気がします。
でも中身はインテリアの仕事をしている方なら誰しもがうなずく内容で、ベテランのICさんでも、これから羽ばたいていくICの卵さんにも、きっと何かのヒントを得られたのではないかと思います。
打合わせの演出テクニックだとか、ミーティングの心構えのような、文字で書くと堅苦しい話も、必ず実例を交えて自分の言葉で伝えてくれるのでとてもスッと胸に入ってくるわけですが、これはすなわちそのままリカさんのお客様へもそんなふうに伝わっているんだろうなぁと考えると、すっごくナットクなのです。
インターネットが普及して、IT、AI、IoT、どんな時代が来ようとも、「あなたのためのインテリアはコンピュータでは出てきません」と、リカさんは言います。
CBSOWMのホームページのTOPに10年以上に渡って掲げ続けている言葉、「自分だけのライフスタイルがある住まい」と相通ずるところもあって。
なんだかじんわりと心を打たれてしまいました。
「人の暮らしに寄り添うインテリア」を泥臭く追い続けるリカさんの挑戦はまだまだ始まったばかりなのかもしれません。
インテリアコーディネートという仕事を通して伝えたいこと、叶えたいこと、ボクもマケないようにがんばっていきたいと思います。
リカさんへコーディネートを依頼したいという方、関西にもCBSOWMを始め、この本の施工例に掲載されたインテリアを手掛けたチームがいますので
ぜひご依頼くださいね!(と書くように言われた?www)
と、無事に記念講演も終わり、夜にはリカさんをお祝いすべく関西のインテリアコーディネーターやインテリア関連業者の面々で、要するに飲み会(笑)。
遠くは長崎県や福井県からも駆けつけてくださり、楽しい夜となりました。
熱い思いは伝搬し、関西のインテリアもますます盛り上がることを肌に感じたといっても言い過ぎではないと思います。
空想や夢の世界ではなく、リアルに存在するインテリアこそがどんどん素敵になっていってほしい。
一人ひとりがそんな想いで、またそれぞれが手がけるインテリアを実現していくことでしょう。
CBSOWMもみなさんと共に、まだまだ前へと進みます!
リカさん、こんなブログで良かったでしょうか??ww
ブログランキングに参加しています。どうぞ下のボタンを押していってくださいね!