京都のカーテンSHOP「シービーソウム」がお届けするインテリアブログです。
こんにちは、CBSOWMの吉川です。
300ものブログを書くには施工例だけではさすがにちょっと息切れしそうなので、ほかにもいろいろな企画を考えています。
とはいえ、CBSOWMブログのメインテーマはやはりお客様にご採用頂いたインテリアをご紹介すること。
これを心待ちにされている方も多いそうですので、早速ひとつでも多くご紹介してまいりましょう!
今日ご案内いたしますのは、「株式会社イー住まい」さまにて京都市内でご新築されましたMさま。
イー住まいさんのデザインは、天然素材を活かしたインテリアで無垢床としっくい壁をスタンダードな仕様とされており、新建材やビニルクロスは天井などの一部をのぞいてほとんど使われておりません。
シンプルながら、アイアンやレトロガラス、塗装仕上の建具など随所にアクセントを散りばめられ、いま流行りのヴィンテージ感を、嫌味のない程度にさりげなく感じさせる心地よさのあるお住まいです。
そんなインテリアに、Mさまのナチュラルで温かみのあるファブリックのセレクトが素晴らしくマッチしました。
リビングにご採用いただきましたのは、スペインのテキスタイルメーカー、rioma社のカーテンです。
ブラックのアイアンレールに、ワンタック(1ツ山ヒダ)でシンプルに吊り下げたイエローグリーンのカーテン。
「TEXTURAS」コレクションからの「rooster」はマーブル模様のようなベースに千鳥格子をアレンジした、癒やしを感じさせる素敵なデザインです。
さらに寄ってみました(笑)。写真では解りませんが、実はこの生地、さわり心地が独特の柔らかなベルベットです。
そしてこの繊細な表現をベルベットの上でやってのけるデジタルプリントの技術。
riomaは実際に自社で生地を製造するメーカーですので、こんな素晴らしい生地をとてもリーズナブルにお求め頂けます。
窓を開けて、カーテンを閉めてみます。遮光生地ではありませんが、この色目にしてはなかなかの遮光性で、いかにしっかりした生地かがわかります。
ウッドデッキの向こうには、グリーンで塗装されたフェンスが!
このカーテンとのマッチング、すごくないですか?可愛くてかっこよくて癒されるという、Mさま、かなりハイテクニックなコーディネートです。
ダイニングカウンターには、木製ブラインド。
棚の背面のアクセントクロスとのコーディネートで、こんなブラインドをお選びいただきました。
リビングの窓にも同じものをお付けいたしました。タチカワブラインドのフォレティア、ビンテージシリーズです。
くどすぎないエイジングの表現や、羽根を開け閉めしても高さが変わらない機構で人気が高まっています。
最後に、リビングへと通じる玄関ホールを。
左側、上がり框のニッチスペースにはモザイクタイル、右側、正面リビングへのドアはブルーの塗装仕上げとブロック調のレトロ風ガラスの特注です。
左手はシューズクロークの入口となる開口なのですが、こんなインテリアに見合う間仕切りにお選び頂いたのが、ウィリアム・モリスでした。
ヒマワリをモチーフに図案化されたデザイン、「kennet」のプレーンシェードです。
1883年の製作だそうですので、もう130年まえ??気が遠くなりそうな(笑)そんな昔に描かれたデザインが、こうして現代のテキスタイルに生かされて、こうしてインテリアに溶け込むのはとっても不思議な感じがしますね。
もともとはインディゴの草木染めで作られていたそうで、そんなナチュラルな素材感を思わせる美しい色合いが、味気ないはずのシューズクロークをひとつの空間として引き立てているように思います。
ファブリックの力、すごい!ですね。
Mさま、このたびはご採用いただきまして誠にありがとうございました!
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