CBSOWMのインテリアブログです。
今日ご紹介いたしますのは、10年以上も前よりおつきあいをさせていただいているお客様のSさまより
ご紹介いただきお越しになられましたEさまのカーテンリニューアルのお話です。
まずはお写真をご覧ください。
右側に天井から床近くまでの大きな段窓、左側には腰窓。
これまではどちらも同じ柄のファブリックでプレーンシェードをご利用されていましたが、
CBSOWMブログでの施工例をたくさんご覧いただいているうちに、違う柄の組み合わせもアリなんだ!と
思いついていただいたそうです。
輸入ブランドでは定番のコーディネートファブリックで組み合わせを考えてみるものの、どうもピンと来るものに出会えず、
結局お気に入りのファブリック2種類を思い切って両方使ったコーディネートでご提案させていただきました。
メインの窓には、このブログではもう何度もご紹介しております、marimekkoのTUULI。
薄手の生地に顔料プリントで描いた木々がシルエットのように浮かび上がる幻想的なシアーファブリックです。
Eさまはこの大きな窓が通りに面していて日中もほぼ閉めっぱなしで暮らしていらっしゃいましたので、
閉めていてもたっぷりと光を採り入れる事ができて、なおかつ景色のように楽しんでいただけるデザインをもつ
このファブリックはまさにこの部屋のためにあるものだったのです。
そして、とくに陽射しの強い時間帯に調光したり、夜間に外へと漏れる光を防いだりするため、バックにはシャンタンのドレープを加えてダブルシェードに。
鮮やかな色彩を持ってくるパターンもアリですが、ここはあえてベーシックなベージュを。
ここ数年、グレーやグレージュが流行ではありますが、感度の高いお客さまは去年あたりからグッとベージュ比率が高まっているような気がします。そういえば今年の冬はベージュのコートをよく見かけました。(という自分も買っちゃいましたがw)
それはさておき、もう一つの窓。こちらにはイギリスのブランド、SCION(サイオン)のプリントファブリック。
石ころをモチーフにしたグラフィックなボルダーデザインが印象的な「ROHKO」です。
(ボルダーとは、今ブームの「ボルダリング」のボルダー。こちらはかなり大きな石ですが。)
こちらはスレートっぽいグレーにミントグリーンというこれまた絶妙な配色。素敵ですね〜。
お気付きの通り、こちらの窓はプリントを前に、そしてバックにはミラー調のレースでプライバシーに配慮。
ふたつの窓で、ドレープ&レースの組み合わせを前後逆にしたっていいんです。
それぞれの良さを活かせるスタイリング、大事ですよね。
さらにシェードの場合、カーテンと違ってそのサイズぴったりしか生地を使いませんので、残りの生地を使ってクッションをお作りすることも多いです。
TUULI、ROHKO、それぞれ大きさを変えてソファに添えてさせていただきました。
シアー生地の方は、クッションが透けないように裏地を挟み込んでいます。
まだ余る場合は、こんなふうに小窓のカフェカーテンにもお作りできます。
実は残り物だけに生地の向きなんかも変わってるんですが、それも味となるのがまたファブリックの楽しさです。
夕方の風景。
暖かな光を纏ったお部屋、たっぷりのグリーンに、木陰のシルエットが浮かんだシェード。
ファンタジックで、気品のある美しい空間は居心地の良い素晴らしい時間をもたらしてくれていました。
Eさまのインテリア、次回ももう少しご案内させていただきます!
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