オーナーズブログ

ストックホルムの陶芸家に気づかされたこと 北欧の暮らしをめぐる旅 その3

北欧の暮らしをめぐる旅日記、3回目です。

ストックホルムの中でも若者や感度の高い人たちが集まるセーデルマルムの街。

その中でもSOFOと言われる地区を歩いています。

外壁、サッシ、標識、どこを切り取ってもポストカードになりそうな風景。いいですね。

こちらも家具屋さん。どこも建物が良い感じなので期待感も高まります。

スモーキーな落ち着いた空間に深いオレンジのソファ、モダンとヴィンテージの共存、適度なクラフト感、手触りの心地よさ。

このあたりのセンスはさすがヨーロッパ、ですね。

全体にグレーベースなお店が多く、それはインテリア雑貨のチェーン店でも同じ傾向でした。

おそらくヘルシンキやコペンハーゲンとの違いはこのあたりなのでしょうか。

スウェーデンに来て一番の気づきは、北欧デザインとひとまとめにするのは大間違いということ。

別のお店、システムキッチンのショールームにもおジャマしてみました。

思ったほど大振りではなく、日本にも持ってこれそうなものばかり。

ゆったり歩いているようで、汗だくで写真撮りながら駆けずり回っているので、うっかりメーカーを書き漏らしていました(汗)

日本のシステムキッチンが可愛くないのは「つまみ」だと常々思っていることを再認識w

毎日使うものでも、使い勝手が全てではない場合もあっていいのです。

至るところに公園があり、緑を感じられるのがとても気持ちいいです。

平日ということもあり、どこを歩いてもゆったりとくつろげます。

まるで時間の流れが違うかのよう。

ストックホルムの人口密度、330人/平方キロメートル。

ボクの住んでいる京都市中京区の人口密度、14,756人/平方キロメートルwww

公園ではお子さま連れも多く、のどかな景色が楽しめます。そのうえ美男美女だから子供も可愛い子が多い。

つまり、どこで写真を撮っても人が写り込んでも、いやむしろそのほうが絵になる風景というわけです。

花もたくさん咲いていて、接写している人もよく見かけます。

自分も美しい花と景色を収めようと頑張っていたら、同じツアーのお友達が反対側にいたw

撮ってるときは気づきませんでしたww

さて、この界隈にあるかわいい陶器のお店。「KERAMIKERNA」。

ケラミーケルナ=陶芸家たちという意味だそうです。

ソフトな色合いの釉薬を焼き込んだ美しい食器の数々。やさしい色使いは作家さんの人柄まで表しているかのよう。

もう一方には鳥や花の写実的なプリントを施した陶器。これまた絶妙な色使いで目移りします。

 

ここが本日2件目の訪問先。ミーアさんのアトリエ兼ハンドメイドショップです。

お二人で共同経営されており、先ほどの写真、それぞれが彼女たちのハンドメイド作品です。

ここでデザインして、作って、販売されています。いまの時勢に合わせもちろんWeb通販も。

アトリエも覗かせていただきました。

焼き物のことはよくわかりませんが、工房というのはワクワクします。

マスコットのトイプー、、名前忘れた汗

ショップで説明をいただいた後に、ミーアさんのご自宅へ招いていただきました。

リード無しでおうちまで街中から階段の続く高台へと登ってちゃんと付いてきます。

これは通り道にあった知らない方の家。ちょっと山手を歩くとこんなラブリーな建物が続きます。

 

ミーアさんのおうちはプライバシーに配慮して写真撮影は出来ませんでしたが、それは素敵なお住まいで、1920年代に建てられたマンションの最上階。スウェーデンの中ではかなり大きな面積だそうです。

その中に飾られたアート、普段使いの食器、ご主人に内緒でご自身で塗られたという淡いピンク色の壁。

どれもがショップで見た陶器と同じラインでつながるソフトトーンの柔らかい世界。

んー、文章では伝わらないですね!

そして、スウェーデンに住む人々が職場や家庭で楽しむFIKA(フィーカ)。

手作りのシナモンロール、素敵なカップでいただくコーヒーを手に、ゆっくりとくつろぎながら談笑する。

そんな思い浮かべた光景が目の前でほんとに繰り広げられて、なんだか異世界にきたみたいです(いやほんとに異国に来てましたw)。

とは言えせっかくの機会と、子育てやお仕事、インテリアに至るまで質問責めみたいなことに。

それでも笑顔で真摯にお答えいただけたミーアさんには感謝しかありません。

法律家だった彼女は、4人の子供を育て、家事をこなしつつ13年前に「好き」を極めて陶芸家に転身。

念願のショップを構え、第2の人生を歩んでおられます。

子供と大人は常に対等と話されるミーアさん。

朝に訪れた会社での、上司と部下は対等という話と全く同じことをおっしゃっていたのが印象的でした。

子供の話をよく聞き、子供の好きなことに耳を傾ける。ボクたちが当たり前なのになかなか出来ていないという点も、職場の場合と同じかもしれません。

好きなことに対して誇りを持って暮らしているスウェーデンの人々には、媚びたところが全く感じられません。

生活もインテリアも地続きで、自分らしさを表現されているのです。

 

ミーアさんの作り出すハンドメイドの陶器、お部屋のインテリア、マンションから臨む眺望、全てが彼女の「好き」に基づいていて一貫性がありますが、それが決して気疲れするような背伸びしたものではなく、驚くほど優しくて柔らかなテイストで満ち溢れている、、、。

なんだか「北欧デザイン」というと、高価なデザイナーズ家具に囲まれ、色あざやかなテキスタイルがこれでもかと広げられ・・という変な固定観念が自分の中にあったのですが、少なくともストックホルムを訪れて、ショールームや高級ショップではなく、職場やアトリエや自宅というありのままの人々の暮らしに触れた1日目で、そんなイメージは全て吹き飛んでしまいました。

というか、間違いに気づかされました。

それだけでも今回の旅はボクのライフスタイルとビジネス双方にとって、かけがえのない経験となったのです。

と、ちょっと堅い話なんかもしつつ(笑)、次回はストックホルムの旧市街ガラムスタンの街並みをお届けいたします。

 

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