オーナーズブログ

100年以上も前のデザインがお部屋を彩る不思議 ウィリアム・モリスの壁紙リフォーム

旅日記を書き終えて放心してしまっっていたCBSOWMのインテリアブログです。

これから年末にかけて大きな現場やイベントが連なり不安もありますが、途切れてしまわないよう続けていきますのでよろしくお願いいたします。

 

それでは今回、久々に壁紙の施工例をお届けいたしましょう。

壁紙リフォームと言えば、まずはビフォー写真。

  

そしてアフター。

なんというこt・・

とは言いませんがw、白い壁紙からガラリとイメージチェンジ。

まるで白いカジュアルシャツからシックな装いにお着替えしたかのようです。

押入れの建具もこの通り。きれいに柄を合わせて貼り込んでいきます。

ひと目見てそれとわかる美しい壁紙は、ウィリアム・モリスの「Pimpernel(ピンパネル)」。

1876年のデザインアーカイブから生まれた壁紙で、140年以上前のデザインが色褪せることなく、いま現在、新鮮なものとして美しく見えるのは本当に不思議です。

もともとは2つの部屋だったものを、壁をくり抜いてひとつにつなげたところへ、異なる壁紙を用いて「見えない間仕切り」としています。

お客様からご希望いただいたアイデアですが、これもまた壁紙の上手な活用法の一つですね。

もう一方のお部屋は、ヘリンボンの寄せ木をデザインした壁紙。こちらは国産、リリカラの商品です。

ビフォー写真にあった白いアルミブラインドも、すべて木製ブラインドに取り替えさせていただきました。

木という素材は自然に存在しているものですので、どんな場所にも違和感なく収まります。

カジュアルからシックへ、華麗に変身した実例でした。

 

次にご覧頂きますのは、ベッドルームとしてお使いになられている和室。

組子細工をあしらったガラス入りのふすま。そして光沢のある、おそらく当時は和風モダンなふすま紙。

これを新しい建具に交換するということも出来るのですが、せっかくの組子を活かしたまま生まれ変わらせるべく、貼替えを行いました。

ご採用いただいたのは、これもウィリアム・モリスの壁紙、「Myrtle(マーテル)」です。

モリスが刺繍をデザインしたときの図案から壁紙へとアレンジされ、国産でライセンス販売されています。

扱っているのはリリカラで、ふすまの大きさには国産壁紙のほうが継ぎ目なく貼れるので便利です。

遠目には主張しすぎず、近寄ると繊細なタッチで細かくデザインされているからこそ奥行きを感じさせるのがよくわかります。

組子のデザインともなんとなくリンクして、モリスのデザインが日本の建築とも相性が良いことを再認識しました。

組子入のふすまと、収納部分の戸ぶすま。きれいに柄を揃えていくことで、壁面のような感覚で装飾性も高まります。

ところで左手にちらっと写っているのは・・・

ウィリアム・モリスのカーテンをご採用いただきました。

「Arbutus(アービュタス)」はヤマモモのデザイン。フシのある糸が特徴的な、コットンプリントのアイテムです。

そして一方、また別の箇所。廊下のふすまが汚れていたため、こちらも貼替えました。

カーテンと同じ、「Arbutas(アービュタス)」のデザイン。

こちらはイギリス製の紙壁紙で、中央で巾継ぎをしています。

ふすまですので木の下地はなく、そのまま貼りましたところやはり真ん中でパックリと割れてしまいました。

もとのふすま紙が経年で弱っていたため、新しい紙と糊の張りについてこれずに裂けてしまったのです。

と、いうことで、きれいに貼り直しして収めさせていただきました。

基本的にはふすまの上でジョイントというのはやはり問題ありですね。

方法はいろいろあるかと思いますが、できるだけ国産の壁紙をおすすめいたします。

それにしてもこの壁紙、インクの風合いといい、グラデーションで幾層にも重ねられた葉っぱやシルエットが本当に美しく、また可愛らしいデザイン。

100年以上も長くに渡って愛されているのもうなずけます。

今回ご採用いただいた紙壁紙のアップ画像はこんな感じです。紙の風合いは、実際に触ってみるのが一番。ぜひお店で確かめてください。

壁紙を中心としたリフォームの施工例、あと少しご紹介したい箇所がございますが、続きはまた次回に!

 

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