モリスの壁紙展は行かれましたか?
先行して開催された群馬へ行かれた方にもお聞きしていたのですが、けっこう衝撃的だったことがあります。
モリス は「(同じデザインの壁紙とファブリックの)両方が同じ部屋の中で使われていることは想定していなかった」と。
これまでモリス の研究なんてしたこともなかったのでファンの方には衆知の事実だったのかもしれないのだけれど、
知らなかったとはいえ壁紙とファブリックをペアにしてプランニングしたことがあったかどうか慌てて調べてみたり笑。
幸か不幸か、そういう事例はどうもなさそうでした。
読みようによっては、決して「認めていなかった」訳でも「許さなかった」訳でもなく、「想定していなかった」だけなのだから実際には喜んでいたのかもしれない。え、違いますか?笑
でもそんな話もまたモリス を語る上では今後ネタとしては欠かせないものになったような気がします。
実際、今回のモリス壁紙展に行かれた方で、SNSやブログでこれに触れられる率の高いこと!
と、モリス の話から、今回はモリス のカーテンのほうの施工例をご案内いたします。
京都府下でご新築のMさま。ウィリアムモリス の色使いやデザインがお好きで、ほぼ迷われることなくお決めいただいたのがこの「ウィローボウ」でした。
幾重にも折り重なる柳の枝をモチーフにした究極の癒し系ファブリック。個人的な見解ですw
コットンプリントの優しい肌触りと発色の良さが素晴らしく、こんなに柄が詰まっているのに眺めていても不思議と飽きることがありません。
同じコットン素材の裏地をつけることで、豊かなドレープ性をプラス。
陽射しからファブリックを守る役目も果たしています。
レースカーテンは、シェードスタイルで。
フジエテキスタイルのナチュラルなミラーレースを合わせています。
UVカットや遮熱性といった機能性を高めました。
こんなところでハンモックに寝転がっていると、まるで森林浴。
イギリスのテムズ川の岸辺で静かな時が流れているかのようです。
葉っぱなどのグリーンをお部屋に置くって、本物であれデザインであれ、とても大事ですよね。
お隣、キッチンスペースには同じ「ウィローボウ」のボイルレースでカフェスタイル。
手軽に突っ張り棒でぶら下げて、マグネットタッセルを使って好きな位置で留めています。
ミニスワッグ、お部屋のアクセントにもぴったりです。
和室のコーナーにはプリーツスクリーンのツインスタイルを。
上部がレースになっていますので、風や光を採り入れながらの目隠しが可能です。
レースはポリエステル素材のすだれ風ファブリック。下側は和紙調の不織布です。
和の空間をシンプルに機能的に彩ります。
こちらはベッドルーム。
まだベッドはありませんが、ここにもハンモックがありますのですぐにでも寝れますw
腰窓のプリーツスクリーン 。和室と違うところは、上部はレースではなく、何にも付いておりません。
直接に空を見ることのできる開放感たっぷりのアップダウンスタイルでのご採用となりました。
そして壁の両端に並んだ窓には、「イチゴドロボウ」のプリントファブリック。
こちらは陽射しの入る東向きのため、遮光暗幕裏地をつけたプレーンシェード でお作りしました。
プレーンシェード を並べると、ファブリックパネルや額装を並べているようなアート感が出ていいですね。
左右のシェード、生地の取り方を変えて、向き合う鳥さんが異なるようにお作りさせていただきました。
ちょっとの工夫ですが、同じ生地なのに動きが出て面白いですよね。
これもまたカーテンではなくシェードならではの楽しみ方ではないでしょうか。
素敵なお住まいのお手伝いをさせていただくことができてとても嬉しかったです。
Mさまこの度は誠にありがとうございました。
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